2001年8月14日   福田ー三重県 的矢湾安乗漁港   53マイル

前日19:00の海域天気予報  晴れ  南東の風2〜3m

今日は航程が長いので天気予報も取らずに5:00日の出とともに出航  晴れ風弱くエンジン2500回転で

針路260度  海上は静穏  今日は新しく買ったオートパイロットTP−10を初めて使用してみることにした。

7時少し前にオートパイロットが突然動作しなくなった。前からあるTP−1800に変えてみたが同じ状況。

電気が来ていない。ヒューズかな?そうでした5Aのヒューズが切れていました。なぜ?

原因不明だが8Aのものに交換して復旧。継続してTP−10を使っても異常なし。

マニュアルには動作電流0.5Aとなっているのに。

8:00浜名湖南方沖合いに到達。相変わらず風がないので機走を継続する。

2:00的矢湾口に到着 3:00安乗漁港にもやい完了  今日は53マイル全航程機走のせいか意外に

早く到着した。53マイルを9時間で走破したので6ノットになります。

安乗では内防波堤の左奥に横付けしました。近くの漁師らしき人の了解をもらえました。

何人かの漁師さんと言葉を交わしましたが、どの人も親切で、無視したり、ぶっきらぼうな受け答えをする

人は一人もいませんでした。そうゆう意味ではこの港は親しめる良い港です。

海光丸の他にヨット3バイ、モーターボート3バイが入港してきました。

軽油20リッター補給した。トイレは荷揚げ場のほうにあり

今日は小潮ですが大潮のときは潮位差が3m位あるそうです。これから行く人は注意が必要です。

久しぶりに近くにあったペンションで充実した夕食をとることが出来ました。しかし2,000円 痛い!

この安乗では車えび、さば、かき などの上物が採れるそうです。しかし漁獲は減っているそうです。

漁師さんの話では漁獲が減った原因はやはり乱獲だといっていました。




8月15日   安乗ー英虞湾浜島港外   25マイル

5:00の海域天気予報  晴れ  南東の風2〜3m

今日はいつもより遅く起きました。昨日夕方にダウンロードした天気予報にはるか南方海上に、台風11号が

発生したとなっていましたので船を先に進めることにしました。

7:30 安乗出航  風弱く晴れ  今日も暑い1日となりそうです。しかし今日も風がなく機走

9:40 麦崎沖到達 これから布施田水道を通過することになります。

天気は良い、波も小さい、なんなく布施田水道を通過しましたが海況の悪い日には通過したくないところです。

青と赤の灯標の間を通過すればすみますが、近郊のヨットでしょうか外側を通過しているのが2ハイいました。

浜島近くに着いてからインターネットに出ていた、生け簀桟橋の民宿「かいゆ」に電話し係留の申し込みを

したところ、係留料が3,000円だそうです。入浴付きです。

浜島港も混み合っていたので生け簀桟橋に12:00にもやい終了。ここも日陰が無くとにかく暑い。

場所は浜島港の前を通過し、200m位 入り江の奥に進んだ右側の小さな入り江にあります。対岸には「紫光」という

大きなホテルがあります。もっと奥には、といっても50m位ですが、海上保安庁があります。

本日は機帆走4H

ここは引き波も少なく静穏な係留場所です。歩いて10分ほどのところにコンビニがあり、食料を調達しました。

コンビニで買ったものは食後ゴミがいっぱいでます。捨てるところが無いのでまたコンビニまで捨てに行くことになりました。

でもヨットに乗っていると足の運動不足になります。良い運動だと考えれば苦になりません。

8月16日   民宿「かいゆ」桟橋に滞在

朝の天気予報   曇り一時晴れ  南東の風3〜5メートル

台風情報では11号はこちら方向に向かっているようで、そのまま進めば4日後位に近づいてきます。要注意です。

今日は7時に起床、ひさしぶりに良く眠れました。10時間以上寝てしまいました。疲れていたのかな?

この場所が気に入ったのと、足に軽い怪我をしたので今日もこの生け簀桟橋に逗留することにしました。

入浴料は必要ですが、係留料は一人でもあることで昨日の3,000円のみでかんべんしてもらいました。

「かいゆ」のご主人は元真珠養殖業をされていたそうで、今でもすぐ傍らの筏で真珠貝の養殖を続けているそうです。

続けないと海面の使用権を返還しなければならないそうです。

係留しているヨットに太陽光が当たるととにかく暑い。日よけのタープを太陽の動きに合わせ移動し、少しでも

暑さを避けないととても船内にいられません。ましてや船内で火を使う気には全くなりません。

岸壁や桟橋にカセットガスコンロを持ち出して湯を沸かそうとしましたが、風があると役に立ちません。

そんなわけで食事はコンビニで買ってきたもので済ますことになります。




8月17日   浜島ー三重県五ヶ所浦   11マイル

今日は英虞湾のとなりの五ヶ所湾までの移動です。英虞湾の奥の賢島あたりにも行ってみたかったのですが

湾内は筏でいっぱいだそうで、危うきには近寄らないことにしました。

五ヶ所湾口に近づくと20〜30m周期で3〜4mの波高のうねりが押し寄せてきました。台風余波でしょう。

ちょうどそのあたりにマイティホエールという名の波による発電実験装置?があります。

しかし湾口を少し中に入るともう全くうねりはありません。どこに行ったのでしょうか。

ところで去年日本一周をしたkasayanさんは、スクリューに何度も浮遊海藻が絡んで苦労されたようですが、

海光丸は今のところその被害にあっていません。海面にはところどころに海藻が浮かんでいましたが

量は少ない方だと思います。kasayanさんの航海時期はこの海域は確か4月5月だったと思います。

海光丸も5月に伊豆の伊東に行ったとき1回ですが海藻が絡みました。時期的なものがあるとしたら海光丸は

ラッキーと言えます。

五ヶ所湾内へ進むとヨットが6ハイ続けて出て来ました。レースでもするのでしょうか。

海光丸は湾をまっすぐ進み、突き当りの五ヶ所浦に11時には到着しました。突き当たりの岸壁の一番右端に

縦付けの許可を漁協でもらいました。この場所は直ぐ前に公衆トイレと商店もあり便利な場所です。

300m先に中型のスーパーマーケット、500m先に町営病院付属の健康ランドの風呂もあり恵まれています。

五ヶ所浦は便利だとの情報があったので、予定していた迫間漁港を変更し五ヶ所浦にしたのです。

本日は機走2Hです。

健康ランドの風呂は500円ですが、ちょっとした高台にあって湯船から五ヶ所湾が一望できるいい所です。

2005年8月追記

2005年8月に瀬戸内海からの帰路立ち寄ってみたところ、健康ランド風呂は閉鎖されていました。

湾口のマイティーホエールもありません。風呂が無いとなるとここはあまりお勧めの港にはなりませんね。


8月18日   五ヶ所浦 日和待ち

台風11号が西日本を窺っています。この11号はここ五ヶ所湾内でやり過ごすことにしました。あと一週間は

五ヶ所にいることになります。一箇所にそんなに長く停泊出来るか心配です。

それと台風がこちらに近づいて来たときのことも考えておかなければなりません。

今はリタイアしている元漁師さんに話を聞く機会がありましたが、ここ五ヶ所湾でも真珠の養殖が主な漁業

だそうです。五ヶ所浦の周りの山はみかんの産地だだと言っていました。

この人に台風避泊の話をしたところ、今は使っていない連絡船用の大きなブイが空いているので

それと岸壁の間に係船すれば、台風避泊は出来るそうです。一つの案として考えようと思います。




8月19日   五ヶ所浦ー志摩ヨットハーバー  日和待ち

今朝起きて天気データを見ると台風11号がこちらの方を窺っている動きをしています。

これは早めに台風避泊の準備をしなければなりません。さてどうするか?

漁船の船溜まりはありますが、簡単には入り込めないでしょう。

一つの案は五ヶ所浦の元漁師さんの助言の方法があります。この方法の難点は、大きなブイのある岸壁の

水深が2〜3m位である。船が岸壁にぶつからないようにブイ寄りにロープを引くと、岸壁に上陸出来ない。

岸壁に上陸出来るようにすると、水深と岸壁への接触が心配。ゴムボートを使えば問題は解決するが

それはそれで煩わしい。舵誌の記事に近くにヨットハーバーがあると出ていました。そこにいけば

避泊はやり易い、だが有料です。天気予報では11号は大型だそうです。よし決めた、ヨットどうしみんな

一緒にいれば怖くない。ヨットハーバーに入ろう。という訳でヴィーヴルオーシャンクラブ志摩ヨットハーバーに

1時間で移動完了。完了したころ(12時)台風の影響と思われる風が吹き始めました。

即船固めを始め3時には終了。12mmのロープ10本で固めました。

海光丸のマストは倒せますが、他のヨットは立てたままですので、海光丸もマストは立てたままにし、

ファーリングジブにメインハリヤードとスピンハリヤードを巻きつけ、ブームのメインセールもロープで縛りつけて

準備完了としました。

終わって汗を流しにシャワーに行きましたが、ガッカリ! ハーバー全体の見かけによらず お粗末なシャワールーム。

イメージダウンです。かなり改良の余地ありです。ハーバーマスターの人柄が良いのが救いですが。

それにしてもここのハーバーはヨットに最適のロケーションです。関東のヨット乗りからは羨ましい限りです。

三方を20〜30mの山に囲まれ、西は開いていますが対岸まで1km程度のようですから、良く風波を防ぎます。

湾口までは2マイル弱で行けますので、外洋までも遠くはありません。名古屋や大阪からの距離は東京から

伊豆までの距離に近いのではないでしょうか。

ところで今日はいままでと違って涼しく過ごしやすくなりました。出航以来始めて船内で火を使いました。

夕食はラーメンです。五ヶ所浦で買っておいた野菜や焼き豚があるので、わりとましなラーメンでした。

ここ志摩ヨットハーバーには商店はありません。日曜日ですのでレストランはやっています。しかし船でラーメン。

これも出航以来始めてですが、パジャマをちゃんと着て毛布を掛けて寝ました。

いままでは毎晩パンツのみで寝ていましたので、今日は秋を感じます。


8月20日  志摩ヨットハーバーにて台風避泊準備

南方海上では相変わらず台風11号がのろのろ進んでいます。でも予報では明日21日午後にはここ三重県

南部も暴風圏に入るそうです。朝から時折強い風が吹き、時折雨がぱらぱら降り台風が近いことを感じます。

うねりは全くといっていいほど入ってきていません。昨日船固めを終わったつもりですが、気になるので

ロープの取り回しを変えたり、増やしたり結局ロープは12本にしました。

こうゆう時のために用意しておいた金属スプリング製ショックアブソーバーも、一番力が掛かると思われる

ロープに取り付けました。




8月21日   志摩ヨットハーバーにて台風避泊

昨晩はだいぶ波に揺られましたが、いつも通り眠れました。

朝6時起床。直ぐにラジオのスイッチを入れると台風情報が入ってきました。台風は進路を北寄りに変えたため

三重県が暴風域に入るのは昼ごろになるそうです。確かに大分風雨が強くなってきました。

相変わらず進行速度は遅いので明日の朝まで風雨は強いでしょう。一晩避難することにし、志摩ヨットハーバーの

宿泊施設に移りこのページを打ち込んでいます。出航以来半月ぶりに畳の上で寝られます。

テレビではこれから入港を予定している尾鷲や串本の映像を放送していますが、とにかくここ五ヶ所湾で

台風避泊ができたのは、運が良かったといえます。

夜半には大分吹いていたようですが、寝入っていてどの位吹いたか判りません。




8月22日  志摩ヨットハーバー ー五ヶ所浦  日和待ち

台風は関東方面に去りましたが、未だ時折強風が吹いてきます。

幸い船体には異常無く、他のヨットにも被害は無かったようです。

3日間ここに滞在しましたが、レストランはやっていない。五ヶ所浦で買った新鮮な食料も1日目で食べてしまい

後の2日間はわびしい食事に終始しました。午後風が弱まるのを待って五ヶ所浦に戻り食事と食料に買出しを

することにし、3日間の停泊料12,000円、宿代5,000円(素泊まり)を払い出航しました。

その前に先日の元漁師さんから携帯に電話が掛かり、不自由しているなら車を出そうかとの申し出でがありました。

とてもうれしい心使いでしたが、船を廻せば済むことですので感謝の言葉で辞退しました。本当に有難いことです。

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