7月1日(火) 利尻島沓形港ー礼文島香深(かふか)港 8マイル

やませも早朝は弱いだろうと思って3時半に起きてみましたが、風が未だ唸っています。やめた、再度寝袋にもぐりこみました。

6時過ぎてお目覚めです。ん!風が落ちているようです。バナナを2本口に放り込んで即離岸6:45。

今日は目と鼻の先の礼文島に向かいます。沓形港内は静かでしたが港外に出ると波は1.5mはあります。

やませが吹き上がってこないうちと思い、セールも揚げずにエンジン2500回転で強引に香深港を目指します。

海峡の中央に差し掛かると波は2mを越えるようになってきました。風はそんなに吹いていないのに。

香深港の方には霧がかかっていますが視程は500m以上ありそうです。

7:45分には香深港の内港に入って岸壁にいた人の指示で突堤の先端に係留完了です。僅か1.5Hの機走でした。

礼文島は花の浮島と言われているそうです。寒い気候のため高山植物が低い山で咲いているの見ることができます。

未だ8時過ぎですので案内パンフレットに載っているお勧めコースの「桃岩展望台コース」を歩いてみることにしました。

さすがに有名な観光地です。観光シーズンでもあってか観光客が大勢来ています。

山の斜面には黄色、白、紫と色んな花が一面に咲いていました。

  

 左からレブンキンバイソウとイブキトラノオ 中はミヤマキンポウゲ 右は花名不明 どれもパンフから名を引用しました。   

山歩きの途中で礼文西海岸の元地漁港が見えましたので参考までに写真を撮っておきました。三方を山に囲まれています。

香深港情報;(上の写真は元地漁港です。)

香深港はフェリーの入る港が南側、一般船の入る港が北側と二つの港が隣り合っています。したがって赤灯台も二つあります。

この二つの港が水路でつながっていますがこの水路に暗礁があります。ここは通らない方が無難でしょう。

一般港の本船岸壁はがら空きですが、波が侵入してくるのではないかと思えます。一般港の中に内港というか船溜りというべきか

小型船用の岸壁がありますが、漁船でほぼ満杯です。海光丸は少ない係留余地の片隅に接舷させてもらいました。

香深の公衆トイレはフェリーターミナルの隣の公園にあって徒歩8分。内港岸壁目の前の漁協購買部が食品スーパーになっています。

徒歩3分に公衆浴場「北限湯」午後4時オープン、月曜定休です。

レストランに入って夕食に雲丹丼を食べようかと値段を見るとなんと!3,500円、そんな金はありません。何時もは1日の食費を

1,500円までに抑えようとしているのに、さすが観光地です。焼尻島の雲丹いっぱいの丼は2,000円でした。

焼尻島で食べておけば良かった。雲丹丼はすっぱり諦め、ホッケの焼き魚定食800円で今日も日が暮れる。後は寝るだけ。

 

7月2日(水) 礼文島観光日

昨日も観光はしましたが、せっかく最北の島に来たのですから1日だけで離れるのは急ぎ過ぎです。もう1日滞在して高山植物を

見て歩くことにしました。今日は礼文林道コースで見られる珍しくて可憐な花レブンウスユキソウを見に行きます。

バスを降りてから歩くこと2時間、遠回りしましたが群生地に到着。ありました小さくて目立たない花レブンウスユキソウ。

  

左の写真2枚がレブンウスユキソウでこの花はエーデルワイスの一種だそうです。右の写真はエゾスカシユリです。

やはり6,7月はここ礼文の花の季節なのですね。そのせいで団体の観光客も多い。

残念なことは群生地から隣の利尻島が良く見えるのですが、利尻富士とも呼ばれる利尻山には雲がかかっていていい写真が撮れません。

 

7月3日(木) 香深港ー稚内港 33マイル

5:45香深港出港。今日は凪です。エンジン1800回転で針路80度で稚内のノシャップ岬を目指します。5.5ノットで進行。

当初の計画では礼文島北部の船泊港に立ち寄る予定でしたが、香深で2泊し礼文島は堪能したのでスキップして稚内に向かいます。

根室にあるのはノサップ岬、稚内のはノシャップ岬のようですが意味するところは同じだそうです。

今日も時々流れ藻に遭遇します。時には畳半畳ほどの大きさの物もあります。あんなのに突っ込んだらエンジンストップに

なってしまうでしょう。前面海面のワッチを欠かせません。

10:30ノシャップ岬を交わして稚内港に向け転進。ノシャップ岬の写真を撮るのを忘れてしまいました。

12時前に合同庁舎近くの稚内ポートサービスセンター直前の岸壁に係留完了。でもここは未だ最北端の港ではありません。

ここの岸壁はガラ空きです。でも後で聞いたところによると、8月も後半になると旅のイカ漁の漁船で混雑するそうです。

一休みしてポートサービスセンターでシャワー100円。コインランドリー400円で洗濯物はきれいに乾きました。

ヨット航海者にとってとても有り難い施設です。バックパッカーも利用しているようです。全国の港にこのような施設があれば

どんなに助かることでしょう。ただ残念なことに近くに公衆トイレがありません。ポートサービスセンターは夜と早朝は閉まっています。

公衆トイレまでは徒歩8分はかかります。稚内駅まで徒歩5分。駅前に食品スーパーあり。コンビにまで徒歩3分と便利です。

夕方稚内のヨットマン白山さんが見えてビールを差し入れていただきました。プロパンボンベが空になったので充填してもらえる

所を紹介して欲しいと頼みましたら、業者を呼んでくれました。僅か2Kgのボンベですのでこちらは恐縮してしまいます。

今日は機帆走6Hでした。

 

7月4日(金) 稚内観光日

北海道に来てから本格的に雨に降られた記憶がありません。確かにわか雨程度はあったと思います。今日も晴天です。

今日は稚内市内を観光しようとノシャップ岬、稚内公園と見てあるきました。日本最北端の港宗谷大岬港にも行ってみたかった

のですが、バスの便が不便で諦めざるを得ません。7月から夏料金ということでレンタカー料金も値上がりしています。

午後は船内の片付け、今後の航海計画の策定をして過ごすことにしました。

サハリンについて

今回の北海道航海の計画を立案する際に、サハリンにも行ってみたいと思いスターダストの山田さん、稚内のヨットマン3人、

紋別のヨット協会、小樽のヨット協会の皆さんに電話やメールで問い合わせをさせて戴きました。

その結論として、海光丸でサハリンに行くのは断念することになりました。

その理由は、過去北海道のヨットがサハリンのコルサコフやネベリスクに行っていますが、それらは全て日露の友好交流行事として

実施されたそうです。交流行事であればサハリンの行政のバックアップがあるようですが、現地で強力にサポートしてくれるロシアの

ヨットマンを紹介してもらうには到りませんでした。それとロシアの港には廃船を沈めて防波堤にしてあるなどかなり危険だそうです。

少なくとも行事とは無関係で単独で行った人にはコンタクトできませんでした。それと今年はヨットでの交流行事の計画は無いそうです。

そんな訳でサハリン行きは諦めることにしたのです。

 

7月5日(土) 稚内ー東浦漁港 25マイル

今日はいよいよ北海道の東岸を南下する航海になります。宗谷岬を交わすと東岸になりますが、東岸には北から順番に

宗谷港(大岬港)、東浦漁港、浜鬼志別漁港、頓別漁港、枝幸港とあります。稚内から宗谷港までは10数マイルと近い。

枝幸港までは60マイルを越えて遠い。となると途中の漁港に入るしかありません。

稚内のヨットマン白山さんに聞いたところによると、浜鬼志別漁港はホタテ漁船で混雑しているし、頓別は川港で水深に心配があるし

港湾案内にも載っていない。東浦漁港はこの付近の避難港でもあるそうなので今日は東浦漁港を目的地にしました。

午後から風が強くなるという予報でしたので、早出しようと4時起床。

4:45ポートサービスセンター前の岸壁を離岸、針路を北東にとります。風向も北東、今日もエンジン。

宗谷湾の真ん中あたりに浮玉がたくさん浮いていました。ボンデンでしょうか?養殖網があるとも聞いていましたので

大きく迂回して浮玉群を避けました。

10:30日本最北端の宗谷大岬の沖を通過しました。沖合いから宗谷岬の写真を撮りましたが遠すぎて明瞭ではありません。

ここの船位は北緯45度32.9分で、海光丸の日本一周航海の北限になります。

でも雲が掛かっていてサハリンは見えません。

宗谷岬の東側に出ましたので針路を南東に向けますが、風向も何故か南東に変わっています。変わらずエンジン。

今日は土曜日のせいか釣り舟を多く見かけます。

早いお着きで10時には東浦漁港に入港しました。始め内港に入って漁師さんに係留の場所を聞いたところ、シートは持っているか?

と聞いてきます。舫いのことかと思い、持っていると答えOKをもらいました。しかし古い岸壁でビットもありません。

外港を見ると新しい岸壁があって、がら空きです。即シフトです。10:30船固め完了。

今日は機帆走5.5Hでした。

あたりを見回しても何もありません。少し離れた所に民家が十数軒あるだけです。港で工事をしている人に聞いても何も無いと

言っています。でも何故か公衆トイレと水場はありました。

ところでさっきの漁師さんの「シート」とは何でしょう?漁師さんがロープのことをシートとは言わないでしょう。聞き間違えかな?

もしかして係留許可シートかな?

夕方になるころから海光丸が係留状態でやたら動きます。それも前へ後ろへと1m位も繰り返し前後します。

波やうねりのような上下の動きはありません。水平移動です。どうもそのように海水自体が動いているとしか考えられません。

やむなく増し舫いを取っていると、声を掛けてきた人がいます。前にサハリンの件で電話で問い合わせたことのある波多野さんです。

海光丸と同じソレイユルボンを室蘭に係留してあるそうですが、転勤で稚内に来ていると言っていました。

わざわざ稚内から車で来てくれたようです。しばしの談笑タイムを過ごしました。

 

7月6日(日) 東浦ー北見枝幸港 43マイル

今日の距離は長めの43マイルです。早起きしましたが、舫いを多く取ってあったので手間取り 4:15離岸。

イヤー寒い。セーターを着込みカッパも着ていますが、鼻水が出てきます。

港外に出ると今日も進行方向の南東方向から5mの風が吹いてきます。今日もエンジン2,500回転。

北見の沿岸の定置網はせいぜい3,000mですので、2マイル沖出ししてから針路をプロパーコースに取り海岸に平行に進めます。

単調な海岸とよく言われますが、2マイル離すと霧が出ているせいもあって岸はよく見えません。

そのうちに霧が濃くなってきました。とうとう視界50m位までになってしまいました。何と言うかとても幻想的な空間です。

船の周囲50mしか見えないのです。なんだか異空間にタイムスリップしたような感覚に襲われます。

でもまもなく視界は広がってきました。ア!大きな流れ藻が海光丸の正面にあります。即ギアーニュートラル、ティラーを

オートパイロットから奪い取って急旋回して逃れました。

出港以来ずっと前方海面をワッチしていたので、発見できたのです。あんな大きな藻の集団に突っ込んだら一大事でした。

それにしても常時前方海面を凝視し続けるのはかなりつらいものがあります。

セーリングしていればそんなに神経質になることはないのですが、スクリューを回していると目が離せません。

今日の43マイル、約8時間の間に大きな藻の集団が船の前面に現れたのは2回ありました。

12時視界1,000mの凪の中を枝幸港に入港。工事台船に横付けしようとしたら、工事関係者の人が、今日は日曜日でいいが

明日は動くよ と言います。係留しても良い場所を聞くと、新港なら良いがあそこは波が入ってくるからこの岸壁の端にしろ

と言ってくれました。

そんな訳で係留した場所は内港に入港して左奥の漁船の後ろの片隅の狭い場所です。海光丸は小さいので入り込めました。

穴だらけの岸壁ですので、漁船にロープをとってビームアンカーの代わりに海光丸を岸壁から離すようにしました。

船固めを終えるともう1時です。今日はここ枝幸のお祭りで蟹が食べられるそうですが、祭りの場所は港ではないしもう終わったでしょう。

先ほど工事関係者が言っていた新港に歩いて行ってみました。新港は外防波堤の内側に新しく出来たようです。

海光丸を係留した付近からの写真です。

最近出来たばかりのようで、一見立派な造りです。

50m位のがら空き岸壁と、船揚げスロープが2箇所あります。でも街の端に出るまでに徒歩で20分は掛かるでしょう。

それとここは波、うねりはきっと入ってきます。今日は凪ですのでいいでしょうが。

海光丸を係留した場所の傍らに川が流れていて、橋を渡ると公園があって公衆トイレと水場があります。

SSまでは徒歩5分、大型の百貨スーパーまで徒歩13分で行けます。便利は良いようです。

でも入浴施設の枝幸温泉ホテルニュー幸林までは徒歩で30分掛かりました。入浴料500円です。

今日は機帆走8.5Hでした。

 

7月7日(月) 枝幸で休養

今日は休養日にしましたが、何故か朝3時過ぎには目が覚めてしまいました。老化現象?

昨日までの航海日誌を作成し、電話料金の安い早朝にサーバーにアップしました。出港する日にはこの作業は出来ません。

その後は網走から根室までの海光丸の航路の決定作業です。

まず海図上に海光丸を進行させるであろう目的地までの針路を鉛筆で書き込みます。次に変針点を決めそこをウェイポイントとします。

この作業を網走から根室まで行いました。知床半島の西岸の定置網は最長でも2,500mだそうで2マイル以下です。

知床半島の風景を楽しみたいので航路は海岸から2マイル離したところに記入しました。普段は3マイル離しています。

一方知床半島東岸は出し風が吹くことがあって、出し風は海岸に近いほど強いと水路誌に書いてありましたので

海岸から5マイル離した航路にしました。知床の羅臼から根室の間の標津付近には7、240mの定置網があり、根室付近にも

6,000mのものがあるそうです。当然これらを避けて航路を設定する訳です。

次に海図上に描いた各航路の方位と距離を書き込みます。次に各変針点の緯度経度を読み取り表に転記します。

この表を元にしてGPSに登録してゆく作業が残っていますが、網走に着いてからにしましょう。

午後は昼寝とお買い物。

 

7月8日(火) 枝幸ー紋別港 52マイル

前にエンジンで走るのを出来るだけ少なくするために1日の航程を30マイル以下にしたいと、書いたことがありましたが

考えが変わりました。北海道では漁港への寄港を出来るだけ減らした方が良いという判断の下に、1日の航程が40、50マイル

でも走ってしまおう、ということにしました。従ってセーリングで帆走るよりもエンジンで推してゆくことが多くなりますが止むを得ません。

今日も途中には漁港があってそこに寄港すれば1日あたり25マイル位になり、帆走で進むには丁度良いのですが一気に52マイルを

走り切ることにしました。

4:00枝幸離岸。外海に出ると凪です。エンジン2,500回転でレッツゴー。

今日も寒いが太陽が出ているだけましです。それと凪で波が無いのでスプレーを被らずに済みます。

波が無いせいかスピードも上がって対地6.5から7ノット出ています。連れ潮もあるのかな?

海中に妙な生き物がたくさんいました。葉巻形で半透明で、ひだを発光させながら動かしています。写真を撮ってみましたが

写りが悪いのでここには載せません。

ア! イルカかな?それとも鯨かな? イルカにしては大きいしヨットに接近してきません。鯨にしては小さい。写真も撮れず終いです。

12:30今日の目標のオホーツクタワーに接近し入港。本港ではなくオホーツクタワーの側の船溜りにある地元のヨット

BEYONDの近くに1時過ぎに係留完了。

観光砕氷船ガリンコ号と海光丸とBEYONDとオホーツクタワー

BEYONDのメンバーのヨットマン成田さんがみえました。海光丸で午後のコーヒータイムです。

 

右の写真はヨット「BEYOND」の成田さん

この係留場所からは紋別市内は遠いので市内を歩くのは明日にしました。

今日は機帆走 7.5Hでした。

 

7月9日(水) 紋別観光日

今日は観光砕氷船ガリンコ号がここ紋別から東京に向けて出港するそうです。東京に行って紋別を宣伝するのが目的で

自力航行で行き、7月末には帰って来るそうです。砕氷船ですからそんなにスピードは出ないのではないでしょうか。

それにしてもここ紋別は最近冬の流氷の時期の方が観光客で賑わうようです。台湾からの観光客も多いと言っていました。

朝、歩いて5分のトイレで用を済まして帰艇の途中、白い砂浜みたいな所がありました。近くにいた人に聞いてみると

人口海浜だそうで白い砂はベトナムから買ってきたと言っていました。南紀白浜と同じことをここでもしていたのだ。

海光丸が係留してある場所はオホーツクタワーと観光砕氷船ガリンコ号が発着する岸壁の側ですが、ここから紋別市内まで

バスが出ています。しかし1日3本だけです。朝市内の中心にあるバスターミナルまで歩いてみました。1時間掛かりました。

紋別港本港に行ってみました。

この突堤は紋別港の第1船だまりの南提です。右側(沖側)には係留できそうもありませんでしたが、左側に見える2個の

ビットの所は係留出来るのではないかと思います。静岡重須のヨット「どんたく」はここに係留するそうです。

バスターミナルの近くにある入浴施設「とっかりの湯」500円で汗を流し、バスで戻ってオホーツクタワーの見学です。

「クリオネ」が水槽内で泳いでいました。小さいですね。大きくて2cm、小さいのは2mmほどでとにかくかわいい。

写真を撮りましたが良く写っていません。

他にはゴマアザラシがいます。女性の飼育員にとても良くなついていました。かなり利口そうな感じでした。

夜はヨット「BEYOND」の皆さんと紋別ヨット協会の艇庫でバーベキューです。

左は上森さん、右は山田さん、右から二人目は成田さん

 

7月10日(木) 観光日

レンタカーを借りようとしたら満車で借りられなかったと昨晩話しましたら、上森さんの自家用車を貸していただけました。

遠慮なくお借りして今日は遠路内陸の美瑛までドライブです。片道4時間弱で到着。

 

お花畑とパッチワーク模様の丘

 

7月11日(金) 紋別で日和待ち

昨日から強風波浪注意報が出ています。久しぶりに昨日午後から北海道に本格的な雨が降りました。朝起きてもまだ

雨が残っています。風も落ちていません。日和待ち決定。

一昨日のバーベキューの時、雲丹の話が出て日本海側は紫雲丹だがオホーツク海側は馬糞雲丹が主だと聞きました。

馬糞雲丹を未だ食べていません。そうだ昼食は雲丹丼にしよう。紋別港本港前の食堂で値段を聞くと1,500円だと言います。

よし食べるぞ!注文。出てきた丼にはご飯全部を雲丹で隠すという訳にはなりませんが、それなりに乗っています。

ウム!味覚オンチの若さんには紫と馬糞雲丹の差はあまり良くは分かりません。でも美味くて、食したという満足感はあります。

午後「BEYOND」の成田さんがお見えになり毛蟹を2ハイ差し入れていただきました。成田さんによると毛蟹は網走より

北で獲れたものが一番美味いそうです。有りがたく感謝しながら頂戴しました。

夕食はコックピットで蟹にむしゃぶりついて満足です。今日はグルメの一日でした。

 

7月12日(土) 紋別ー網走港 50マイル

5:00舫いを解いて抜錨したら雨が降ってきました。それも本格的な雨です。でも時々雨の予報ですのでそのまま出港。

今日も長距離です。後ろからの弱弱しい風です。セールを揚げても全く役に立ちそうにもありません。セールを揚げずに機走。

何時もの通り3マイル沖に出してから針路を能取岬の沖にとります。やがて雨は止みましたが相変わらず風はありません。

エンジン走行の退屈な時が続きます。眠気をガムを噛んで我慢します。

遠くでイルカが飛び跳ねていますが、ヨットには近づいてきません。後で網走に入港してから聞いた話ですが

本州の方から30から40ノットでる船でイルカを突きん棒で捕獲しに来る得たいの知れない人がいるそうです。

そのためイルカが船に近寄らないのだという話でした。

12:00能取岬を回った頃から風が上がってきましたが、残り8マイル。えい面倒だ。セールは揚げずに行こう。

ものぐさ太郎は今日も行く。

13:00入港。網走のヨットマン大高さんに電話したら直ぐ港に来てくれて、係留場所を指示してもらいました。

船固めした後大高さんの車で銭湯「ときわ湯」につれていってもらいました。徒歩ですと20分は掛かります。

洗濯機もあり200円、乾燥機ほ30分100円です。

トイレは岸壁の目の前にあり、なかなかきれいです。SSも近い。大型百貨スーパーまで徒歩15分。

ここ網走には陸置きを含め10数ハイのヨットがあります。明日はレース日だそうで、今夜は艇長会議の後バーベキューをするということで

ご招待を受けました。

 

本日は機走8Hでした。

 

7月13日(日) 網走観光日

今日は網走のヨットマン大高さんが予定がないということで、車で観光案内していただけることになりました。

10時過ぎ車で出発。天気はあまり良くありません。北見の雄武から斜里までの自転車ロードレースの列が続いている

脇を知床半島に向けて走らせます。窓外には北海道の田園風景が広がります。

昼に宇登呂漁港に立ち寄ると海光丸を先行していた暢気訪艇号(レンジャー)がいます。海光丸と入れ違いに網走を

出港してここに寄港したようです。

しかし狭い港で、レンジャーも観光船に横抱きしていました。あまり立ち寄りたくない港です。

その後知床の奥に向かいましたが、霧に覆われ視界20m位の中を車は進行します。

やがてカムイワッカの滝の入り口に到着しました。ここは滝の流れの中をわらじを履いて登って行くと滝壷があって

そこが温泉になっていて入れるので有名な滝です。

多くの観光客が登って行っていますが、我々は滝壷まで行くのは雨天でもあり止めました。

夕刻網走港に戻ると、雨がかなり降っています。北西の風も強くなっていて、海光丸は大揺れです。

網走のヨットマン中野さんに朝方に案内してもらっていた川港の方へ海光丸を移動することにしました。

カッパに着替え網走川をさかのぼり、係留してある工事船に横抱き係留完了。

船内に入り天気予報を確認すると明日も、明後日も雨天の予報になっています。

船内に篭って手持ちの食料で夕食は済ますことにしました。

 

7月14日(月) 網走で待機

今日は横浜から同じホームポート金沢八景のヨット「パキトン」の鈴木さんが、飛行機でこちらに来られるのを待つ日です。

昼前に鈴木さんが到着され雨の中を出掛け、一緒に久ぶりの中華料理店での昼食です。

午後は当地ヨットマンの中野さんの車に乗せてもらって、網走海上保安庁に出向き国後島や貝殻島周辺海域の資料をもらってきました。

夜も鈴木さんと一緒にはりこんで寿司屋で夕食です。蟹の内子という卵になる前の身をネタにしたニギリも初めて食べました。

明日も天気がすぐれず出港できそうにもありません。

 

7月15日(火) 網走で日和待ち

今係留してある場所の直ぐ側にモヨロ貝塚というところがあります。行ってみました。

ここ網走に倭人が入植する前にはアイヌ人が住んでいたそうです。そのアイヌ人の以前にはオホーツク人又はギリヤーク人とも

言うようですが、住み着いていてその人たちが残した貝塚だそうです。その人たちは冬の間は寒いので土の穴のなかで

生活していたそうで、その跡が残っているそうです。

午後雨が止んだので温泉に入りに行くことにしました。バスターミナルからバスで約10分ホテル網走湖荘(湖畔荘というのもありますが

そこには温泉は無いようです)で500円です。湯量が豊富なのでしょうか、かなり広い浴槽でした。

 

7月16日(水) 網走で日和待ち

またまた大高さんにお世話になってしまいました。車で屈斜路湖、摩周湖にご案内していただいたのです。

 

鈴木さんと左は屈斜路湖、右の写真は霧の摩周湖です。

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