6月9日(木) 方杭ー淡路島洲本港 27マイル

今日は友が島水道を通っていよいよ瀬戸内海に入る日です。瀬戸内海は潮流の強い海域です。

鳴門海峡は狭いので紀伊水道の海水は主に友が島水道を通って大阪湾、瀬戸内海に出入りします。

ところが今朝は上潮で8:30が転流時で、その後は下げ潮になると潮汐表に出ています。

何とかこの転流時までに友が島水道を通過したい。ということで4時起床、5時前に出港しました。

今日は風は期待していません。初めからエンジン全開で進めますが、又もや流れ藻の大群に行く手を阻まれます。

何度か流れ藻をやり過ごし友が島水道を9:00に通過することができました。

水道の前は多少風はありましたが、水道を通過し大阪湾に入ると全くの凪。そのままエンジン継続。

早くも10:30には洲本港に入港。港内岸壁に係留してある今は動かない連絡船に勝手に横抱き係留。

ペラを覗くとやはり藻を巻いています。連絡線にハシゴを掛け、ハーネスを着けて体勢を低くしていつもの道具で除去完了。

潜るよりずっとましです。なにしろ洲本港内外には足の長いクラゲが大発生していましたから。

こんなのに絡まれたら悲劇ですね。

今日は何故だか分りませんが非常に疲れた。暫しの昼寝です。

徒歩15分ほどの銭湯に行きましたが、本日休業。他を探す元気も無い。

大型スーパーのレストランで夕食。観光もせずに今日はお終い。

本日は機走5.5Hでした。

 

6月10日(金) 洲本ー泉大津 25マイル

日々の習慣で5時には目が覚めます。これも習慣でトイレに行きたくなりますが、連絡船ターミナルは早朝は

閉っていて利用出来ない。仕方なく徒歩6分と遠めの公衆トイレですっきり。

6:00出港。僅かに風があるのでしばし帆走して、後ろを振り返ると洲本港の見える方向が変。

これは流されているのではないか?GPSの航跡をチェックするとやはり友が島水道方向に流されています。

昨日と同じで早朝は下げ潮なのでしょう。風も更に落ちてきたのでエンジン半開で進行。

関西国際空港沖で今日お世話になるブルーシーガルの上田さんに携帯電話で現在位置の報告をしました。

泉大津沖に来てふと後ろを見ると真近にヨットです。ブルーシーガルが迎えに出てきてくれたのです。

ブルーシーガルに従って12:30泉大津港入港。

桟橋まで来ると二色ハーバーのヨット「風来坊」の大鳥居さん、泉大津のヨット「ほのぼの」の河田さん達に

舫いを取っていただき無事係留完了。おおきに。

泉大津マリーナ

係留したバースは泉大津のヨットで現在九州を航海中の「K&K」のバースだそうです。

今日は帆走2.5H,機走4Hでした。

しばしの談笑タイム後上田さんの車で温泉に案内していただき疲れをとることが出来ました。

 

6月11日(土) 泉大津マリーナ逗留

昨夜来の雨で朝からひきこもり状態。

10時にブルーシーガルの上田さんがお見えになり瀬戸内海の泊地情報を教えていただきました。

上田さんは昨年安芸灘方面までクルージングされたので新鮮な港湾情報を提供してもらえます。

昼になると「ぽんぽん丸」の方々が盛り沢山の料理をブルーシーガル船内に持ち込まれ、若さんも遠慮したふりをしながら

しっかりと頂戴してしまいました。

その後は上田さんと車で15分ほど大阪よりにある出島ヨットハーバー見学です。

出島の桟橋 写真の方は出島のヨット「ダブルレインボー」の大儀さんです。

ウワー感激!30年位前ご夫婦で日本一周された神田さんのヨット「アストロ」があります。

バラストは外されハルもかなり傷んでいますが、これから補修する計画もあるようです。

 

明けて6月12日(日) 泉大津マリーナー二色ヨットハーバー沖ー関西空港橋ー泉大津マリーナ 18マイル

超大型カタマラン「プレステージ」の吉田さんの訪問を受けて、ご一緒に大阪泉洲沖のデイセーリングです。

9:30出港。関西空港目指して南下ですが風は弱い。でも急ぐ理由も無くセーリングで2〜3ノット。

二色ハーバーでは短時間寄港でも料金を取られるそうなので、沖合いからの表敬訪問に留め関空橋に向かいます。

中央の一番高い所の下を通過。橋の下は25mと表示してあります。

更に南にあるヨットハーバー「淡輪」はちょっと遠い。微風で足を延ばすのは遠すぎます。

関空橋下からUターン。二色のヨット「風来坊」と泉大津のヨット「VIVADOLL」とランデブーでした。

女性を乗せて口も軽くなった大鳥居さんのセーリング 風来坊艇

泉大津で海光丸の隣に係留してあるVIVADOLL

木造艇の「ほのぼの」

海光丸はいつも1艇で帆走しているので、他のヨットと一緒に走るのは楽しいものです。

16:00に帰港し係留完了。今日は吉田さんと一緒に6時間帆走で過ごすことが出来てハッピーでした。

 

6月13日、14日は大阪、神戸観光日です。

大阪では是非見たかった菱垣廻船「浪速丸」を見に博物館「なにわの海の時空間」に出かけたらアラ!休館日です。

気を取り直して翌14日に出直しです。やはり来て良かった実に見ごたえのある千石船でした。

菱垣廻船の名の由来である舷側の菱垣模様

全体を写せませんでしたが、再現された24反の「松右衛門帆」

特に素晴らしかったのは実際に大阪湾内で過去に帆走させたことです。ビデオで帆走の様子を見せていました。

70度も風上に切り上がったそうです。江戸時代の和船の優秀さを改めて認識することが出来ました。

 

6月15日(水) 泉大津にて

明日は出港しようと準備作業の日です。

夕刻にはブルーシガルの上田さん、風来坊の大鳥居さん、今は九州航海中で一時帰宅されているK&KUの石田さん

に夕食をご馳走になってしまいました。泉大津の皆さんにはほんとに何から何までお世話になりっぱなしで感激しています。

堺の名物生そば屋「ちくま」にてセイロで蒸した蕎麦を初体験。お代わりまでしてしまいました。

 

6月16日(木) 泉大津

朝、目が覚めるとアララ、雨です。それもかなり降っています。昨日の天気予報では晴れの予報だったのに〜!

雨に濡れると溶けてしまう恐れがある色男若さんですので、即出港中止。

今日も上田さん、石田さん、大鳥居さんをお迎えして海光丸で談笑後、大鳥居さんのホームポート「二色ハーバー」を

陸から見学してきました。

風来坊をバックに大鳥居さん

なかなか洒落たハーバーです。二色は。

 

6月17日(金) 泉大津ー淡路島富島港 26マイル

7:00泉大津出港 今日の明石海峡は下げ潮で午後2時が潮止まりなので遅めの出港です。

港外に出ると朝早い時間帯なのにやたら本船が多い。あたりをキョロキョロ見回しながら監視を怠れません。

靄がかかっていて六甲山も淡路島も見えません。風も無い。エンジンコトコト鈍行船です。

昼前淡路島に近づくと少し風が出てきました。良しこのまま帆走で明石大橋をくぐり抜けよう。

2本ある橋脚の間は航路になっているので、南側の橋脚と淡路島の間を進みます。

ところが明石大橋にあと100mの所で風がパッタリ。潮流波でしょうか?やたら波が多くセールがバタンバタン。

止む無くエンジンで通過。通過後針路を南に取り、14:30西海岸の富島(としま)港に入港。

オヤ!ちょっと変ったマストが見えます。もしかして泉大津で聞いていた「花丸」かな?

そうでした「花丸」でした。でも人影は見当たりません。

近くの漁師さんに聞いて動かない漁船に横抱き係留完了。

近くの山の上にある「かんぽの宿淡路島」で入浴600円なり。

花丸を訪ねると池川さんがいらっしゃいました。船内でしばしの談笑タイムです。

花丸は木造のガフケッチでもちろん池川ヨット製です。

夕刻池川さんのお知り合いの女性とお子さんたちが訪ねてこられました。それがナント泉大津で名刺を交わした

奥土さんの奥さんでした。世の中狭い。

今日は帆走3H,機走4.5Hでした。

 

6月18日(土) 富島港ー姫路の海の駅木場ヨットハーバー 16マイル

6:30富島出港 今日も風が無く、靄で視界も良くありません。またもやエンジン。

9:30になってやっと少し南が吹いてきて帆走開始。

木場ヨットハーバーは港湾案内本には載っていません。緯度経度データだけが頼りです。

中央の灯台が河口の目印でその右の建物がハーバー事務所

12:00狭い湾口を通って桟橋に係留。1泊の係留料が1,500円でした。リーズナブルです。

でも今日は土曜日のせいか引き波が多い。海光丸のすぐ傍らをスピードを落とさずに通過するマナーの悪い

船が多い。かなり大きく揺さぶられます。居心地はよろしくない。

写真手前が河口

風呂は調べませんでしたが、ハーバーにはコインシャワーがあるので汗は落とせます。

ここでやはり日本一周航海をされたヨット「Kセラセラ」の石坂さんにお目に掛かることが出来

瀬戸内海の島々の情報を数多くいただいただけでなく、瀬戸内の125,000分の1の海図まで借用しました。

なおハーバーマスターはご不在でしたのでお目には掛かれませんでした。

今日は帆走2.5H,機走3Hでした。

 

6月19日(日) 木場ヨットハーバー −牛窓ー淡路島土庄港  37マイル 

5:30木場出港 海上は靄でうすボンヤリ。風も無し。今日から友人の前川氏が同乗することになりました。

家島の男鹿島に桟橋があって昼食を取ることが出来る所があるそうですが、未だ8時ですので通過します。

初めの予定では室津にも立ち寄る予定でしたが、木場での情報によると停泊余地は無いということで

ここも飛ばして先に進めます。

でも11時ころやっと風が吹き始め帆走開始。13時には牛窓瀬戸を通過したが、未だ風があるのでもう1足先に

行こうということになりました。

牛窓瀬戸です。

牛窓にあった昔の灯台

小豆島の土庄港であれば後8マイル余です。アビームで快調に土庄を目指します。

ところがそう何時までも調子良くには行きません。まもなく風はブランケットなのでしょうかパッタリ止んで又エンジン。

15:00土庄港入港。3本ある浮桟橋の一番左側の桟橋に係留完了。

2007年5月の情報によりますと、この桟橋には係留出来なくなったそうです。

梅雨は何処へ行ったのか、今日は晴れの天気で停泊するとやたら暑い。汗ダラダラ。

風呂を探しましたが近くには無いそうです。小山の向こう側に「オリーブ」温泉があるそうですがかなり遠そう。

でも歩きました。30分。入浴料800円だそうですが、今日は父の日ということで500円になりました。

隣は大型ショッピングセンター。食品を買い、食事もしてまたテクテク30分歩き帰艇となりました。

係留料を支払わなければなりませんが、トン当たり4.9円と掲示してあります。支払いに行ったら閉っていました。

ここはPHSが使えます。土庄港と書いてある小さなビルは一晩中開いているようで、早朝でもトイレが使えました。

今日は帆走3H,機走6.5Hです。

 

6月20日(月) 土庄ー与島(瀬戸大橋下) 22マイル

小豆島の観光は帰り道にすることにして今日は海光丸を先に進めます。

今日は逆潮です。遅めの出発7:00離岸。

風は正面で逆潮なのでエンジンで進めます。ここのところ毎日天気は梅雨とは思えない天気ですが、相変わらず靄が

掛かっていて見通しは良くありません。木場で会った石坂さんのご意見で備讃瀬戸の本船航路を航行するより

直島寄りを通った方が良いということでそちらにコースを変更しました。

直島付近の狭い水道ではやはり逆潮が強かった。でもそのまま進行。

13時には瀬戸大橋下の与島の北側にある港に到着。立派な桟橋があります。港湾案内本には載っていません。

許可を得ようと事務所らしき小屋に行ってみましたが不在。月曜日は休み?

ここ与島は瀬戸大橋のパーキングエリアになっていてお土産屋が並んでいます。

フィッシャーマンズワーフという名になっていました。咸臨丸を再現した観光船もあります。

ここもPHSが通じます。レストランはありますがお土産品以外の食品を売っている店はありません。

入浴施設もありません。

今日は全航程機走6Hでした。

 

6月21日(火) 与島ー鞆の浦港 25マイル

6:00与島離岸。瀬戸大橋沿いに山陽道方面に帆走で向かいます。一番山陽道側の橋をくぐり抜け西に

海光丸を進めるとそこは水島水道です。潮の流れはあるし、風は振れるし、本船は次々と来るし、

とても帆走では無理です。しばらくはエンジンで進め広い海面に出て再び帆走開始です。

瀬戸大橋をバックに

11時ころには白石島の狭水道を帆走で通過、1時半には鞆の浦に到着しました。

鞆の浦の前ににある仙酔島の桟橋に係留出来ると聞いていたので行ってみました。ヨットが1艇舫ってありましたが

係留するには許可がいると桟橋上の人に言われてしまいました。そこで係留するのは諦めて鞆の浦港に行き漁協の給油浮桟橋に

係留させてもらうように同乗している前川氏が交渉してきてくれて、結果としてOKになり一安心です。

ここ鞆の浦にも石積みの古い灯台が残っています。写真左端が係留した桟橋。

保存されている古い街並み

澤村船具店は今日はお休みです。

入浴は渡し舟で仙酔島に渡りそこの国民宿舎で525円でした。

今日は帆走6.5H,機走1Hと久しぶりに帆走主体で航行出来ましたが、追手、アビーム、クローズホールドと

風向は良く変化しました。

 

6月22日(水) 鞆の浦ー尾道中央桟橋海の駅 12マイル

今日も逆潮ですし尾道まで12マイルと近いので遅めの7:00出港。

今日航行するのは狭い瀬戸や水道ですのでエンジン主体での航行ですが、あまり早く進むと逆潮の最強時に

水道通過ということになってしまいますので、トコトコより遅いトットコ トットコと超スロー回転で進行です。

まもなく阿伏兎瀬戸に進入。

阿伏兎観音様は工事中のようで白い覆いが目立ちます。

阿伏兎瀬戸通過後左手には内海フィッシャリーナが見えましたが立ち寄らずに進行。

10時には狭い尾道水道の東口に到着。未だ潮止まりには1時間以上早いのですが逆潮に逆らって進入してみました。

おお!大丈夫です。エンジン半開でも3ノットで進んでいます。

高い橋をくぐり抜けしばらく進むと右手に桟橋が見えてきました。きっと海の駅はあれに違いない。

渡し船を避けながら水道の方向と同じ方向の桟橋の陸側に係留しました。この方が引き波の影響が少ないでしょう。

11:00には係留完了です。対岸は向島というそうです。

桟橋がもう1本ここの西側300m位のところにありますが、海の駅は海光丸が係留した桟橋で「海の駅」の看板があります。

傍らの商工会議所の建物に行ってみましたが、鍵が掛かっていて入れません。窓から開けてくれるように

事務所の人に頼んで手続きをしました。係留料は500円です。外出用に通用口の鍵を貸してくれました。

事務所不在時の鍵の返却は青色のポストに投入するのだそうです。

久しぶりに陸上で昼食です。尾道ラーメンが美味いということで行ってみました。なるほど多くの客が来ています。

徒歩10分ほどのところに銭湯がありますが、残念今日はお休みです。

今日は帆走0.5H,機走3.5Hでした。

 

6月23日(木) 尾道海の駅ー大三島宮浦港 19マイル

7:00尾道海の駅離岸しばらくは尾道水道を西に向けての航行です。未だこの時間帯は連潮です。

しまなみ海道である向島、因島、生口島の北側の瀬戸を通過し、やがて今日の目的地の大三島の北端を

回り込み西岸にある宮浦港の第二桟橋に早くも11:00に接舷完了です。ここ大三島は愛媛県だそうです。

宮浦港にはとても立派な連絡船用桟橋があってガラ空きですが、ヨットが係留出来るのは小さい第二桟橋だと

聞いていましたので、迷うことなく係留できました。25,6フィートなら4,5艇係留出来そうですが、地元の

伝馬船が1艇だけ係留してありました。

昔はこの宮浦港が島外からのメインの入り口だったようですが

しまなみ海道の橋が出来てからは連絡船の入港回数も減っているのでしょう。

大三島に来たからには「大山積神社」に参詣しなければなりません。歩いて10分ほどでお参りできました。

帰り道Acoopを発見。買い物も便利ですし公衆トイレも完備です。

やはり徒歩10分で「塩風呂」という入浴施設が500円でした。

夜この桟橋では全くと言っていいほど揺れを感じませんでした。お勧めの寄港地です。

今日は機走のみ4Hでした。

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