6月24日(金) 大三島宮浦港ー斎島(いつきしま)ー上蒲刈島海の駅 16マイル

毎度変らず5時起床、6時出港。天気も変らず凪の海です。セールは全く役に立ちません。

大崎下島を右手に見ながら小島の間を抜けて安芸灘に出ました。右手前方に安芸灘の東寄りにある斎島に針路を取ります。

港湾案内本には載っていませんが、海図を見ながら島の北側にある港に11時には入港し浮桟橋に係留しました。

公共の宿「「あびの里いつき」という建物があり、大型スクリーンで斎島の紹介を見せてもらいました。

宿泊客がいる日には風呂も入れるようですが、店舗はありません。ちなみにこの島は広島県だそうです。

近くにいた島の人に聞いてみると島民は30人ほどだそうです。

港の前には防波堤もあって居心地は悪くなさそうですが浮桟橋には連絡船が来るそうですので係留には注意が必要です。

昼食後、連絡船が来る前の12時には出港し西へ向います。

1時には今日の目的地である上蒲刈島の海の駅ポンツーンに接近。

この上蒲刈島も港湾案内本に載っていませんが、インターネットに海の駅として出ていますのでそこに

記載してあった緯度経度を参考にして入港しました。ヨットが1艇先に係留しています。

多分K&KUの石田さんから紹介していただいたヨットでしょう。そうでした。二人のヨットマンに舫いを取ってもらいました。

そのヨットは「豊容」といいオーナーの小田さんとクルーの田村さんです。明日からの広島湾への航行にお付き合い

いただけるようです。

ここは県民の浜というところで広いきれいな砂浜の海岸があり、広島県民の海水浴場として施設も整っています。

夕方には県民の浜の入浴施設で風呂400円と夕食をご一緒しました。係留料金は無料でした。

本日は機走6Hです。

    

6月25日(土) 上蒲刈島ー宮島ー広島廿日市市ボートパーク 34マイル

6時に「HOUYOU」と一緒に出港。

音戸の瀬戸を抜けようと「HOUYOU」に先行してもらいます。イヤー狭い瀬戸です。尾道の水道より狭いです。

それに通過した時間は上潮時のはずですが、北から南への流れを感じました。

左手に続く江田島を過ぎるころには軽風が吹いてきました。待望のセーリングです。

13:00宮島の桟橋に接舷。ここは港湾案内にも載っていますが、島に向って一番左手の桟橋の左側に係留できます。

係留料は5トン以下は50円だそうです。

2007年5月の情報によりますとこの桟橋には寄港出来なくなったそうです。

早速厳島神社の観光に繰り出しました。若さんは初めての訪問です。鹿たちの間をぬって昇殿参拝です。

昨年の台風被害は大分修復されている様子でしたが、未だ完全ではないようです。

3時には宮島桟橋を離岸し今日の係留場所として「HOUYOU」に案内してもらいます廿日市ボートパークに向います。

途中五日市ボートパークの「第一凛丸」というヨットが接近してきて海光丸のHPを見ていると声を掛けてくれました。

ヨット仲間は本当に有り難い人たちだと感じました。

セーリングでおよそ1時間で湾岸道路の橋をくぐり左折して貯木場の北側にあるボートパークの桟橋に係留完了しました。

ここは橋をくぐって左折しましたが、右折すると五日市のボートパークがあるそうです。

その後は「HOUYOU」の田村さん宅で入浴させていただき感謝感激です。

広島湾と宮島を一望に出来る素晴らしい眺望のお宅でした。

なお係留した廿日市ボートパークでは料金は徴収されませんでしたが、繁華街までは遠く車が無いと不便です。

公衆トイレはあります。

当地で同乗していた友人の前川氏は下船して大阪に帰りました。

今日は帆走3H,機走5Hでした。

 

6月26日(日) 広島観光日

朝小田さんと田村さんが車で迎えに来てくださり広島観光の案内までお願いすることになりました。

若さんは仕事で広島に来たことはありますが、その時は観光はしていません。

広島に来たら必ず行く所と言えば平和記念公園と原爆資料館ですので当然行くことになります。

その前に広島のヨットハーバーも尋ねてみるようにお願いしました。

五日市ボートパークです。

広島観音マリーナにも行ってみました。

その後呉市に今年新たに出来た「大和ミュージアム」にも連れて行ってもらいました。

1/10の戦艦大和の模型がが展示してあります。1/10でも20m以上あってヨットよりはるかに大きいものです。

 

6月27日(月) 広島廿日市ー山口県屋代島小松港 27マイル

例によって6:00離岸。いい風が吹いています。早速帆走開始です。宮島の東側を南下したいのですが

風はその方向から吹いてきます。何度かタックをして宮島と小島の間を抜けると凪になってしまいました。

エンジンです。岩国沖の航行禁止区域の東側を南下して、屋代島に接近すると風が出てきましたが正面です。

しかし今日通過する予定の大畠瀬戸の潮止まりが12時頃です。タックを繰り返していたのでは間に合いません。

そのままエンジンで進行。

何とか潮止まり時に大畠瀬戸に入りましたが潮は止まっていません。何度か舵を取られますが無事通過。

すぐに左(南方向)に折れれば前方に商船専門学校の練習船が見えます。そこが小松港だそうです。

練習船の桟橋は係留禁止になっていますので、その先にある桟橋に接近しますが作業船が舫ってあります。

多分動かないのではないだろうかと勝手に横抱き係留してしまいました。

しばらくするとブルーの大きなヨットが入ってきてやはりもう1台の作業船に横抱き係留しました。

スプレッダーの下に日の丸を掲げています。外国船かな?

まもなく遅れて広島のヨット「HOUYOU」も入港してきましたので海光丸に横抱き係留しました。

桟橋から上陸する橋は去年の台風で壊れたままですが何とか上陸できます。

でも商店のある所は近くではありません。15分位歩けばCOOPがあるそうですが、入浴施設は無いようです。

公衆トイレも無い。その代わり?でしょうか無料です。

先ほどのブルーのヨットはフランスのヨットで、日本でのベースは五島列島の宇久島に今年新たに出来た

フィッシャリーナだそうで、瀬戸内海を周遊中でこれから大阪方面に向かうと言っていました。

「HOUYOU」の小田さんが広島近辺の港湾情報を教えてあげました。

ヨットはアルミハルの42フィート艇で名前は「ACCANITO」と言います。

男女のペアですが夫婦なのかどうか不明です。なにしろ日本語も英語もたどたどしい。

今日は帆走1.5H,機走5.6Hでした。

 

6月28日(火) 小松港ー上関港 10マイル

近距離なので遅めの出港8:00。直ちに帆走開始。軽風にのって快調に滑ります。

しかし風が振れる。海峡の間だからしょうがありません。とにかく今日は短距離なのでタックタックの繰り返しです。

今回の航海でタックの繰り返しは初めてです。しかし海峡を抜けると又もや凪です。漂っている訳にはいかないのでエンジン。

「HOUYOU」はフランス艇のサポートのため小松港に残留です。

12:00には上関大橋をくぐり抜け左側の上関港の桟橋の向って左側に係留しました。

右側は連絡船の接舷用に空けておかなければなりません。料金を支払えと掲示してあります。

町役場に行くと係留料として基本料500円、それとは別に1時間100円の係船料を取られました。

入港が早かったため海光丸の場合2,200円にもなってしまいました。公共にしては高い。

直ぐ横に漁船も係留してあって接触しないか心配です。

公衆トイレ有り。風呂無し。スーパー、コンビニ無しです。対岸の室津港にはスーパーがあるようです。

今日は帆走3H、機走1Hでした。

 

6月29日(水) 上関港ー中関港デルタマリン防府 30マイル

規則正しく定時出港。島々の間を縫って広い海面に出て帆走開始です。

しかし風は2時間と持ちません。今日も凪か〜。山口県の海岸を西に向って航行しますが、船は少ない。

13:00デルタマリン防府の前面海面の赤と緑の航路標識のところに到着しました。

向って右手奥には自動車運搬船らしき船舶も係留しているのが見えます。。

桟橋に係留してあるモーターボートに横抱き係留し、ハーバーマスターの重田さんに事務所で挨拶してきました。

重田さんとの間に海光丸が見えます。ヨットは3艇であとはモーターボートが多くほとんどが陸上保管です。

しかしここは近くには商店等は全くありません。若さんは従兄弟が車で来てくれたので不自由はしませんでした。

今日は帆走2H、機走5Hでした。

 

6月30日(木) デルタマリン防府滞在

今日は従兄弟とその友人を体験セーリングすることになりました。

昼前に出港しましたが、沖に出ると4mくらいの初心者向きの風が吹いていて体験帆走にはうってつけです。

しばしのんびり帆走した後、沖合い3マイルほどのところにある小島を回って戻り始めた時に雨が降り始めました。

デルタマリンの入り口付近に到達した頃にはドシャ降りになって見通しも悪くなり、雷まで鳴り出しました。

着ていたセーリングウェアは全く役に立たず、全身ズブ濡れになってやっとの思いで桟橋の大きな船に

横抱き係留することができました。初心者に着岸作業を任せることは出来ないので、全て一人でこなさなければ

ならなかったのも良い経験になったと言えるでしょうが、安全面では準備不足となってしまいました。

30分もしたら雨も上がってしまいましたが、そんなに早く降り止むとは思いませんでしたので

結局一番激しい雨のタイミングに着岸することになってしまったのです。

従兄弟の友人はそれでもセーリングを楽しく経験出来たと言ってくれたので、こちらもやりがいがありました。

帆走時間は2時間でした。

 

7月1日(金)今日は休養日としました。

船内でHPの作成や整理、次の航路の決定作業などしていると、昨日と同じように雷雨が来てどしゃ降りです。

雷も突風も昨日以上の規模のものです。出港しなくて良かった。どうやら梅雨が戻ってきたようです。

 

 

7月2日(土) 防府中関港デルタマリン防府ー大分マリンピアむさし 35マイル

山口の防府より西の方面には寄港するのに良い港が見当たりません。当初は関門海峡を通過してみるのも

いいかな?などと思っていましたが、梅雨も戻ってきたようですしここ防府からUターンすることにしました。

目指すはこの海域では皆さん必ず寄港する姫島です。

雨は降っていないので定時の6時に出港。やはり風はほとんど無いので、雨の降りだす前にと機走で急ぎます。

でもやはり9時過ぎには降りだしました。姫島に接近するころにはかなり強くなってきました。

こんな雨の中姫島の岸壁で濡れたまま時を過ごすのは気が滅入るな〜。

ここは姫島を飛ばして次の予定のマリーナであるマリンピア武蔵へ目的地を変更しよう。

姫島の東側を通過するころには雷が鳴り出しました。昨日の突風が思い出されますので直ちにセールダウウン。

セールダウン作業中にボワーと1笛やられました。後ろから本船が接近してきていたのです。

なにしろ視界が1マイル程度ですので気が付かなかったのです。

雷も直ぐに遠ざかって行きましたのでそのまま南下します。GPSによると国東半島に2マイル以下まで

接近しているはずなのですが、未だ霧なのでしょうか陸地を視認出来ません。

そんな海光丸と国東半島の間を本船が通過して行きます。やつらはレーダーを持っているからいいよな。

また違ったトラブルです。オートパイロットが動きますが針路を保持できなくなってしまいました。

でも予備のオートパイロットに交換して航行継続。

陸地に1マイルまで接近するとやっと陸の影を視認することができました。やはり視程は1マイル以下なのだ。

13:00前には武蔵港沖にある大分空港の導入標識搭付近まで到着しました。

そこからはマリンピアむさしまでは直ぐです。

到着しても更に雨は降り続きます。ずぶ濡れになった機走7Hでした。

船底点検のため雨の中クレーンで海光丸を揚げてもらいました。ハルの塗装はほとんど問題ありませんでしたが

スクリューの防汚塗料が何故かほとんど剥がれ落ちていました。そのせいかスクリューには貝類の付着は全くありません。

4月に塗装したばかりなのに。どうも塗装作業でのプライマーの塗り方に問題があったのでしょう。

あと母港への帰港まで1ヶ月余でスクリューを回す機会も多いのでこのままの状態で航海を続けることにしました。

シャワーを浴びて一息入れてから飯炊き開始。今日はレトルトビーフシチューのぶっかけご飯の夕食です。

 

7月4日から8日まで一時帰宅で航海は中断します。

 

7月9日、10日 マリンピアむさし 滞在

昨日8日自宅より舞い戻ってきました。空港からここ係留場所まで歩いてみましたが20分ほどでした。

戻ってみると隣のバースに浦賀の大きなヨットが係留してありますが、誰も居ないようです。

GoodyVという船名ですが、職員に聞いてみるとやはり乗員は皆帰宅したそうです。

食料品の買出しにマリンピアむさしの車を借りて出かけましたが、コンビニまで歩いてもやはり20分くらいでしょうか。

コンビニが2件、スーパーが1件あります。食堂もあります。

マリンピアむさしとの精算も済ませいつでも出港できるように準備は整いました。

精算の中身を具体的にここに載せるのはひかえますが、若さんのこれまでの経験からするとかなり良心的な

金額でした。職員の対応もとても良く、満足のいくマリーナと言えます。

今日9日の朝起床した時には雨がかなり降っています。天気予報によると梅雨前線が九州北部に停滞して

いるそうです。とりあえず今日の出港は中止です。10日もやはり雨にたたられ出港しませんでした。

 

7月11日(月) マリンピアむさしー別府ヨットハーバー 21マイル

朝起床したときは雨です。天気予報では午前中は雨で午後雨は上がると言っています。

様子をみることにして朝から昼寝してしまいました。

10時になったのでパソコンでレーダーアメダスを見てみると雨雲が僅かに残っていますがほとんどありません。

良し出港だ。準備を整えマリーナの皆さんに挨拶し出港したのは11:00でした。

ただ予報では夕刻から夜にかけて又雨になるとなっています。出港が遅かったのでエンジンで急ぎます。

大分湾に入ると目的地の別府方向から8mの風が吹いてきます。タック、タックはしんどいのでエンジン全開に

して、波しぶきを被りながら進めました。

このところ大分県には梅雨の集中豪雨があったせいか、海上には流木が多く散見されます。

ゴミも多い。船の前方の監視を怠れません。

目的地の目標は別府タワーです。その左側に別府ヨットハーバーがあるはず。

ありました。接近するとヨットのマストが見えます。16:00にテトラポットだらけの港口を入り

マリンピアむさしで聞いていた陸側の岸壁の係留出来る場所を観察してみましたが、どうも難しそうです。

もぐり込めるスペースはありそうですが、いくつも浮かんでいるブイのどの間に船首を乗り入れたら良いか分りません。

海側の岸壁の一番奥が空いています。この場所はミネルバというケッチの係留場所だそうですが

ミネルバは航海に出ているので今は空いているとも聞いていましたので、そこに係留しました。

係留索はブイに結んであるのを利用させてもらいましたので、アンカーを投入する必要もありません。

上陸するにはこれもミネルバ用のフロートに乗ってロープを手繰れば上陸出来ます。

何といっても停泊料が無料なのが有り難い。

ここの地名は北浜と言って別府のほぼ中心街のようです。別府駅までも500m余ほどです。

観光する場合の基地としては便利ですが、別府は昨年陸上から来て観光しましたので今回はパス。

徒歩2分の竹瓦温泉という市営の温泉に行ってみました。外観は写真のように情緒のある建物ですし

昔ながらの温泉で入浴料は100円と格安です。でもあまり衛生的ではない。洗い場水栓もありませんでした。

今日は機走5Hでした。

 

7月12日、13日 別府に逗留

九州に梅雨前線が停滞しています。風も10m以上吹いているのでここに居座ることにしました。

徒歩1分のショッピングビルの地下には食品売り場がありますし、別府駅近くにはコンビニもあり便利です。

台風が発生しました。まだ今日は西に向って進んでいるようですが、何時北に転進するか分かりません。

これは困った。別府から愛媛県にかけては安全な港が少ない。愛媛県で台風でも安心できるのは

新居浜マリーナでしょうか?別府からはちょっと遠い。行く途中で梅雨前線に足止めされると、マリーナに

着く前に台風に遭遇する可能性を捨て切れません。ここはしばらく様子見にしましょう。

ここ別府にいれば半日でマリンピアむさしに移動可能です。マリンピアむさしであれば台風でも安心出来ます。

たまには変わった写真を載せましょう。

宇佐神宮の蓮の花

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